手厚い福利厚生である子育て世帯向けの変わった例を紹介

子育て世帯向けの福利厚生について

子育て世帯向けの福利厚生の例を紹介しています。

病児のためのベビーシッターを会社で契約

会社名:ランクアップ(東京都)

内容:ランクアップという、オリジナルのクレンジング商品を売る化粧品会社があります。

女性がためらいなく結婚して子育てができる企業をつくりたいと、岩崎裕美子さんという女性が創業しました。とてもよく働く会社員だった岩崎さんは、ハードワークを厭わず、長時間労働をしていました。

やがて結婚し、子供も授かりたいとご自身の人生を展望しますが当時の状況では望むべくもなく、上司に相談しても埒があきません。ならば、社員が子育てをしながら仕事ができる、残業しなくてもいい企業を自分でつくろうと2005年に同社が立ち上げました。

試行錯誤の結果生み出した、オリジナルブランドのクレンジング商品は、年々ファンが増え続け、創業以来ずっと増収で、直近では売上高約70億円で利益率も優れた会社に育て上げています。

同社ではベビーシッターの活用促進と、その経費負担をしています。小さな子どもは高熱を出してしまうことがままあり、ひどい時は親が付き添って、看病する必要があります。

しかし熱が下がってきたのに保育所が預かってくれず、何日も仕事を休まなければならないという事態もあります。そんなときに病児のためのベビーシッターを頼めたら、安心して社員が出社できると考えたのです。

ベビーシッターの利用料は一日あたりかなりの高額となりますが、社員は300円の負担で何度でも利用できます。また、キャンセルした場合の費用も企業が全額負担するので安心です。

学校や保育園が休みの日は、「子供同伴出勤」

会社名:高村(島根県)

内容:「子供同伴出勤」とは、いったい何でしょうか。大企業や病院などにある企業内保育所などのことではありません。

高齢者専用住宅(老人ホーム)や薬局を運営する高村(島根県)の子供同伴出勤制度は、保育園年長者から中学生までが、親の職場で、利用者である高齢者や社員とともに過ごすことができるという制度です。

この制度は、ある社員が保育園が休園の日にやくなく子供同伴で出社したことを受けて、2012年に導入されました。

子育て中の社員にとって、学校や保育園が休みになる土日祝日の出勤は子育てと仕事の板挟みとなって強いストレスが生じます。同社の老人ホームにおいても土日祝日は休みの希望者が多く、勤務シフト作成がたいへん困難でした。そんな状況の解消と子育て中の社員の働きやすさのために、本制度を導入したのです。

高村は、1995年設立、社員数75名の企業です。同社では、他にも幼い子どものいる社員の夜勤が少なくなるような配慮をするなど、生涯働ける職場を目指しています。

入社2年目のAさんも子供同伴出勤制度を利用していますが、その理由は3つあるといいます。

一つ目は、学校が休みの日に子供を一人にするのが不安だからです。

二つ目は、子供の教育のためです。この制度を利用する子供は、「子供ボランティア」として、施設の清掃と利用者である老人との談話が義務づけられています。

三つ目は、施設利用者が子供と遊ぶのを何よりも楽しみにしているからです。

この制度は、子育て支援と土日祝日の適切な出勤シフトの確保を目的に導入しましたが、目的以上の効果が見られます。それは、老人ホームの利用者が子供を世話する楽しみや役割をもつことで、生きる喜びや意欲につながっていることです。

さらに、就職希望者の反応が良くなり、優秀な社員採用が見込めるようになりました。そして、何より良かったのは、施設全体が家庭的な雰囲気に変化し良い職場環境が醸成されるようになったことです。

オフィスに授乳室を設置

会社名:ファースト・コラボレーション(高知県)

内容:全国で約800店舗を展開する不動産のエイブルでは、毎年全店舗を対象に顧客満足度アンケート評価を行なっています。

そんな中、7年間にわたり1位を獲得している加盟店がファースト・コラボレーション(高知県)です。さらに、個人部門でも2006年度以降、常にトップテン入りしており、その受賞社員すべてが女性というのも驚きです。

2015年には「第5回日本でいちばん大切にしたい会社大賞審査委員長特別賞」も受賞し、まさに女性の活躍が目立つ活気あふれる企業です。

その活気の源は何でしょうか。それは、子育てしながら仕事をする女性たちへの企業をあげてのサポート体制と、2002年の設立当初から社員を家族のように大切にする社長の姿勢、企業の主役は社員という「逆ピラミッド」体制が大きなポイントとなっています。

子供が生まれて育児をしながら仕事をしていくのは、社員にとってかなりパワーがいることです。社長は一人で頑張ろうとする社員を見て、福利厚生という枠にとどまらず、家族として応援していきたいと考えました。

社長は、社員の赤ちゃんや子供が職場にいても「困ることは何もないと思います」と言います。本人が仕事をしている間は、男女問わず他の社員がお世話をしています。

独身社員にとっては新鮮な経験となり、また子育てを終えた世代の社員にとっては懐かしくもあり良きアドバイザーにもなれます。20名の社員全員が家族のように助け合って仕事を進めています。

授乳期間に復職した社員のためには授乳室が設置されます。といっても特別に常設するのではなく、「授乳中!」と扉に張り紙をするだけ。そんな肩肘張らない、自然な雰囲気が同社にはあり、まさに家族です。そんな企業に見守られて成長した子供は、やっぱりこの会社が大好きになるようです。

女性社員にとって働きやすい環境から元気で明るい職場が生まれ、優秀な人財が続々と集まっています。これこそが幸せのスパイラルです。「社員がパートナーというより、自分自身がパートナーとなりえているかどうか」を常に考え続ける社長は、さらに乳幼児親子教室も開設し、育児の悩み解決や社員の子供の将来の可能性を広げたいと考えています。

企業内保育園の設置

会社名:たねや(滋賀県)

内容:企業の中に保育園を設置し、小さな子どもを持つ社員が安心して働ける企業があります。

1872年創業のたねや(滋賀県)です。和菓子や洋菓子の製造販売から喫茶や食事までを一貫して行なうお菓子メーカーで、現在の社員数は956名(正社員)です。

同社は2004年、本社と製造工場がある滋賀県愛知郡の敷地内に「おにぎり保育園」を開園しました。定員は40名で、ほぼ定員数近くを預かっています。

園庭と菜園を有する保育園は、総敷地面積1512平方メートル。園舎は木がふんだんに使われ、吹き抜けのメインホールには太陽の光が差し込みます。

菜園で子どもたちが育て収穫した野菜は、園舎の中央にあるオープンキッチンで食事やおやつとして調理され、食べることができます。野菜を育てることで、植物の生命を感じ、自然のありがたさを知るのです。

また、同社で販売される季節ごとのお菓子を食べながら「どうして京はカボチャを食べる日なのかな」「桜餅が出たから、桜がもうすぐ咲くね」などと季節を伝えることもできます。

また、保育士の数も一般の保育園以上の保育体制を敷いています。

同社の社員の70%は女性です。女性社員が長く働きやすい場所をつくることで、その力を最大限に活かしてもらうことができます。

また、「おにぎり保育園」の子どもたちが成長して、次世代の担い手になってくれるかもしれないという期待や、地域に根ざした人材をつくることへもつなげたいと考えています。

2015年には、工房、ショップ、カフェ、農園を併設した複合エリアをオープン、2016年には本社移転を控え、地域と共存し人々が集うつながりの場、自然に学ぶことができる情報発信の拠点としても大きな意味を持たせたいと思っています。

今後は、この敷地内にも保育園をつくろうと検討しています。

「日本でいちばん社員のやる気が上がる会社」より

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